名古屋駅 マイクロスコープ治療歯科医院

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院長の治療ブログ

CAD/CAMブリッジ

こんにちは!院長の松岡鮎美です。

今回は、当院で積極的に行っている最新治療「CAD/CAM(キャドカム)ブリッジ」について、詳しくお話ししたいと思います。

「失った歯を補うブリッジ治療をしたいけれど、銀歯は目立つから嫌だな…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?CAD/CAMブリッジは、条件を満たせば保険適用で白いブリッジにできる画期的な治療法です。

まずは、どのような場合に治療ができるのか(適応条件)や、メリット・デメリットから分かりやすくお伝えしますね。

CAD/CAMブリッジの適応条件

CAD/CAMブリッジはどんなお口の状態でもできるわけではなく、保険適用となるための条件が厳しく決まっています。

  • 小臼歯(前から4〜5番目の歯)を1本失った場合
  • 前後の土台となる歯(第1小臼歯・第2小臼歯・第1大臼歯)がしっかり残っていること
  • 過度な噛み合わせの負担(歯ぎしりなど)がかからない状態であること

CAD/CAMブリッジのメリット・デメリット

項目メリットデメリット
見た目・審美性保険適用でも白く自然な見た目に仕上がるオールセラミックのような透明感や微妙な色合わせは難しい
身体への影響金属を使わないため金属アレルギーの心配がないプラスチックを含んだ素材のため、経年で変色や摩耗が起きる
費用保険適用のため費用を抑えられる自費のセラミック治療に比べると適応範囲が狭い
強度・耐久性高密度でブロックから削り出すため精度が高い金属や高価なジルコニアに比べると、強い衝撃で破折するリスクがある

当院でのCAD/CAMブリッジの症例と工夫

当院では、このCAD/CAMブリッジのセットをすでに何度も経験しています。
2026年6月1日より、保険適応されたばかりなので、全国的に見ても、日常的に数多くセットしている歯科医院はまだ珍しいのではないかな?と思っています。

今のところ、当院でセットした患者様のCAD/CAMブリッジはトラブルもなく、とても経過良好です!見た目も白く自然で、「銀歯にならなくてよかった」と喜んでくださる患者様の笑顔を見るたび、導入して本当に良かったと感じています。

知っておきたい「ブロック規格」の制限

とてもメリットの多いCAD/CAMブリッジですが、実は「使用する材料(ブロック)のサイズがあらかじめ決まっている」というルールがあります。決まった大きさのブロックから彫刻のように削り出して作るため、失った歯の幅が広すぎたりすると、規格からはみ出してしまい作製できないケースがあるのです。

先日も「どうしても白くしたい」という患者様で、ポンティック(失った歯の部分)の基底面(歯ぐきに接する底の部分)がほんの少しだけ規格からはみ出てしまうケースがありました。

通常なら適応外とお伝えする場面ですが、当院で構造を工夫し、どうしても足りないポンティック基底面の一部にCR(コンポジットレジン:歯科用プラスチック)を盛って対応いたしました。

この工夫により、強度と安全性をしっかり保ったまま無事にセットでき、現在も何の問題もなく綺麗に機能しています!

最後に

CAD/CAMブリッジは保険で白い歯にできる素晴らしい治療ですが、お口の状態やブロックのサイズ制限など、しっかりとした見極めが必要です。

当院では症例数を重ねているからこそ、規格ギリギリのケースでも「どうすれば適応できるか」を、技工士と相談した上、適応できるケースもあります。銀歯でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。

ただ、銀と比べると強度は劣るので、そこをご理解いただいた上で治療を受けていただか必要があります。

ブリッジ装着後1カ月経過しましたが、今のところ問題は出ておりません。

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