先日の日曜日、名古屋市北区にある「名古屋北歯科保健医療センター」で、休日歯科診療を担当しました。
「急に歯が痛くなった」
「顔や歯ぐきが腫れてきた」
「詰め物や被せ物が外れてしまった」
「転んで歯をぶつけた」
休日診療は、そのようなときに患者さんが治療を受けられず困ってしまうことがないよう、設けられているものです。
名古屋市には「北」と「南」の2か所に歯科保健医療センターがあり、地域の歯科医師が当番制で持ち回りながら休日診療を担当しています。私もその一員として、定期的に診療を担当しています。
普段はそれぞれの歯科医院で診療している歯科医師が、休日にも地域の皆さまのお口の健康を支えています。目立つ活動ではありませんが、急な痛みで困っている方の力になれる、大切な地域医療のひとつだと感じています。
休日急病歯科診療を受診するときの注意点
休日診療では、主に痛みや腫れを軽減するための「応急処置」を行います。
通常の歯科医院のように、むし歯や根の治療を最後まで継続して行う場所ではありません。また、外れた詰め物や被せ物も、お口の状態によってはその日に付け直せないことがあります。
受診後は、症状が落ち着いていても、そのままにせず、必ずかかりつけの歯科医院で続きを診てもらいましょう。痛みがなくなったからといって、原因そのものが治ったとは限らないためです。
受診する際は、まず電話でご予約ください
休日急病歯科診療は予約が必要です。直接向かうのではなく、受診を希望するセンターへ、事前に電話で症状を伝えてご予約ください。
名古屋北歯科保健医療センター
住所:名古屋市北区平手町1丁目1番地の5
クオリティライフ21城北内
電話:052-915-8844
名古屋南歯科保健医療センター
住所:名古屋市南区弥次ヱ町5-12-1
電話:052-611-8044
診療日・診療時間
日曜日・祝日・年末年始
午前9:00~11:30
午後1:00~3:30
受診の際は、マイナ保険証または資格確認書、各種医療証、お薬手帳をご持参ください。また、支払いは現金のみとなっています。
症状や混雑状況によっては、診療の順番が前後したり、ほかの医療機関を紹介されたりすることもあります。
できれば「痛くなる前」の受診を
休日診療は、急な症状で困ったときの心強い場所です。ただし、できることはあくまでも応急処置が中心です。
「少ししみるけれど、まだ大丈夫」
「被せ物が少し動く気がする」
「歯ぐきに違和感がある」
こうした小さなサインの段階で受診できれば、休日に強い痛みが出るのを防げる場合があります。
松岡歯科では、患者さんができるだけ急な痛みで困ることがないよう、定期検診の際にも歯や詰め物、被せ物の状態を丁寧に確認しています。
もちろん、どれだけ気をつけていても急な症状が起きることはあります。そのようなときに頼れる場所があることを、ぜひ覚えておいてくださいね。